新組織発足のご挨拶

                                                香川ほうゆう同窓会 会長 宮北 薫

 

令和5年4月1日、香川ほうゆう同窓会はこの讃岐の地において呱々の声を上げました。

そこで関係各位に対しまして改めてご挨拶を申し上げます。

さて、放送大学の一つの特徴でしょうか、卒業をした者が再入学をして現役の学生として学んでいることから、学生団体ほうゆう会の会員であり同時に香川同窓会会員でもあるという二重の構成になっておりました。したがってこれらの会を運営する役員も両方の会の役員を兼ねていることなどから、一層、両方の会が合同してはどうかとの声は以前から上がっておりました。そこで統合検討委員会を設立して、統合の利点や問題点を洗い出し、会則、会計、財産の引継ぎ等にも多面的な検討を加えて、今回ついに二つの組織の合同に踏み切った次第です。

  また、ほうゆう会が発足して今年で30周年となり、香川同窓会が発足して20周年となるのを記念してそれぞれの組織が周年行事をしようという機運が高まる中、一層この周年記念行事も互いに協力をしながら合同で開催をしようとの話がまと纏まったところでした。こうした状況も合同に至る理由の一つでした。旧組織の「ほうゆう」の名は、これまで30年の長きにわたって使われてきました。このことに敬意を表して新組織においても引き続いで使用していこうと決めたものです。

 もとより、新組織においてもこれまで実施して参りました諸々の行事、活動はこれまで通り、いやそれ以上活発に充実したものにして参る所存でございます。すなわち会報は、「ほうゆう瀬戸の風」の名称のもと、会員はもとより、関係各方面の方々のお手元にお届けします。香川は瀬戸内海に面した地として知られているところから、瀬戸内海の島々を訪ねて、島特有の文化、文物を学ぶという「島ネット」もこれまで以上に充実したものとしていきます。卒業研究発表会は、今後、基金を募り、この基金を活用しながらの運営を目指します。地域交流会は、学習センター主催の文化講演会とタイアップして、この講演会の後、地域在住の学生や同窓生との交流を図ろうとするものです。勉学好き、遊びはもっと大好きという我々ですから、花見例会、ビヤパーテイ、忘年会などは欠かさず実施して参ります。

 

 今後は、学習センターのご理解とご協力を得ながら、連携して放送大学の喧伝、そして学生の勧誘、再入学の勧奨を行って参ります。心機一転、心して新組織の運営にあたる我々一同にこれまでお示し頂いたご芳情となお一層倍のご協力ご鞭撻をお願い申し上げて新組織発足のご挨拶とさせていただきます。